タダイマ。
世界にひとりぼっち。
いつだってひとりぼっち。
星降る夜には君と居たのに
花降る春には君は離れて
僕の身体が宙に舞う、降る。
折角地面に落としてやっただろ?って貴方は言ったけど、
だって僕の居場所は無かったよ、神様。
僕が死んだ。
目が覚めたときにはあの人の前に転がっていた。
「よぅ、オカエリ。お目覚めか?」
人を食った様な笑顔を顔面に張り付かせてソイツは言ったから、
「・・・死ね」
俺はなげやりにそう返したんだ。
其れだけの事。
案の定ソイツは大笑いした。
「手前ェが死人だろ」
笑いながらも切れ切れに其れだけは言って笑い続けた。
俺が笑うまで隣で笑い続けた。
やっぱり、俺にはこの場所しか無い。
世界にひとりぼっち。
隣ではソイツが笑う。
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||